物件内見のドタキャン…現役不動産が何度も経験した体験談

雑談

現在沖縄で不動産営業をしていますが、先日賃貸物件の案内でドタキャンにあいました…。

しかも会社から車で30分程も離れた物件だったので結構きつかったです。

なのでそんなことが起こらないように不動産がどのように動いているのかや心情、対処法などを今回はお話ししたいと思います!

それぞれの会社や状況により多少状況は変わりますが、今回私の体験をもとにお話しします。

内見の予約が入ってからの流れ

まずは今回のケースですが、ポータルサイトに掲載している物件にお客様から問い合わせが入りました。

電話を受ける営業マン

問い合わせのあった物件は自社で管理している物件ではなく、他社の物件を仲介しているものでした。

その場合案内までに下記の業務が発生します。

1.最新の状況確認を管理会社へ確認
2.内見希望の日時を管理会社、お客様、私のスケジュールで調整
3.鍵の手配
4.案内時必要書類の準備
5.鍵の受け取り

1・2・3・4は特に問題ないのですが、5の鍵の受け取りに関しては現地に設置されていれば問題ないのですが、物件によっては管理会社まで取りに行く必要があります。

もちろん取りに行くとなれば返却も必要となります。

それだけでも時間が取られてしまうのです。

それでは続いてドタキャンが発生した日の不動産の動きと心情(私の)です。

ドタキャンの発生

予約の時間は朝一だったので少しドタバタしながら準備をしました。

朝一はメールや物件の確認など忙しいのです。

また、鍵は管理会社保管で申込書も指定のものだったのでまずは管理会社へ寄ります。

しかし管理会社へ実際に行ってみると現地キーに変更していたとのことで申込書のみを受け取り急いで現場へ向かいました。

車のイラスト

駐車場の場所を現地で案内するとお約束していたので予定より30分ほど早めに現地に到着。

鍵を開け、スリッパを用意したり窓を開けたりとお部屋を快適に見学できるように準備を整えます。

お客様が早めに到着することも多いので待ち合わせの15分前には駐車場入口で待機。

待っている間、頭ではいろいろと案内のシュミレーションをします。

結構日差しがきつかったなー。

暑がる営業マン

そして待ち合わせ時間となりました。

これまで何度もお客様を案内してきましたが、やはり初対面になるのでこちらも少し緊張はします。笑

少しドキドキしながら辺りをキョロキョロ。

しかし来ない…。

まぁー道に迷っていたりと遅れることは多々あるので特にアクションを起こすことなく待ちます。

私の場合、だいたい5~10分ほど過ぎたら連絡を入れるようにしています。

今回は5分待って一度電話を入れました。

しかし電話は鳴るものの取らず。

このあたりから少し嫌な予感がしてきます。

そして10分ほどたった頃にショートメッセージを送りました。

そしてさらに10分がたちましたが無反応…。

これは明らかにおかしいと撤退の準備に移ります。

お部屋の戸締りに電気を消したりと抜け目がないか2~3度部屋を回りチェック。

そして再度お客様に『すみませんが次がありますので一度物件を離れます。』とメッセージ。

そして何もすることなく物件を後にしました。

このドタキャンにより2時間近く無駄にしてしまいました。

落ち込む営業マン

ドタキャンの理由

忘れていた、寝坊した、時間や日にちを勘違いしていた、やっぱり条件に合う物件じゃなかった、他にいい物件を見つけたなど理由はさまざまだと思います。

いろいろと事情もあると思いますが、連絡いただければ「しょうがない」で済みます。

また、キャンセルしたからといってキャンセル料も発生しません。

不動産は成果報酬なので契約が済むまでは一切お金は発生しないので安心してください。

ギリギリになってしまったとしてもすぐに次の行動に変更することができるので本当に連絡はお願いしたいところです。

対処法

今回久々のドタキャンとなり改めて案内までに注意していきたいと再度思ったこともありました。

1.予約の日時を文字で残す
聞き間違いや勘違いを避けるために予約の日時が決まったらメールでも念のために送る。
2.案内前にメールを送る
早い時間だと厳しいこともありますが、余裕があれば案内の1~2時間前に一言メッセージを送っておくこともいいと思います。
3.キャンセル料が発生しないことを事前に伝える
事前に伝えることによって連絡しやすくなると思います。

今回上記のどれも行っていなかったのでドタキャンだと判断するまでに少し時間がかかってしまいました。

特に日時をしっかり文字で残すことによりお客様側だけではなくこちらも間違うことがなくなります。

まとめ

久々のドタキャンを経験していろいろとまた勉強になりました。

日頃から注意をしていれば避けられるものもあるので今一度気を引き締めていきたいと思います。

あと不動産もこれだけ動いているのだと少しでもわかっていただけたら嬉しいです。

もし同じ状況になりそうになったら是非連絡してあげてください。笑

電話をする女性

ほかの物件が借りられなくなってしまうリスクの可能性もゼロではありません。

また何か不動産ならではの体験があれば紹介したいと思います!

最後まで見ていただきありがとうございました!

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